- 2016/06/20
連携はとっても大事!
居宅のケアマネジャーの佐藤です。
私達は日々、ヘルパーやデイ、訪問看護、診療所、病院、包括など様々な機関と連携しながら
利用者様の支援を行っています。
事業所間での普段からの情報共有や、連携した対応はとてもとても大事です。
最近、事業所間で連携したケースでこんなことがありました。
歩行能力低下や腰椎圧迫骨折による腰痛のため、立ち上がりや歩行に一部介助が必要で、
もの忘れや理解力の低下がある程度進んだ利用者様がいらっしゃいます。同居の家族様も
支援が必要な状況です。
この方は最近あまり体調がよくなかったのですが、ある日デイサービス利用中に調子を
崩すことがありました。その日はデイからの帰宅後にヘルパーが入ることになっていました。
そのヘルパーさんはご本人の健康状態をよく知ってからサービスに入ろうと思い、デイに行き
状態確認を行いました。ご本人は受診した方が良さそうな健康状態でしたが、通院するのは
難しい状況がありました。その為、医療ケアを受けることができるよう担当者や事業所の間で
連携を行いました。
その日は担当ケアマネジャーが休みだった為、同事業所の別ケアマネジャーが、デイやヘルパー
から状況の聞き取りを行いました。そして、そのケアマネから主治医に連絡してご本人の状態を
伝えたところ、すぐに往診して下さることになりました。往診の結果、点滴など治療が行われて
ご本人の状態は落ち着きました。
デイ、ヘルパー、ケアマネ、主治医のそれぞれが、それぞれの役割を担い連携した結果、
利用者様の体調不良に円滑に対応できました。
こういったことは日常茶飯事にあるのですが、連携って大事だなぁといつも思います!